継続的にブログを更新するネタとしてxv6という教育用OSのソースコードを読んでいき、その感想をメモ書き程度につらつらと書いていきたいと思います。
Xv6, a simple Unix-like teaching operating system(英語)
xv6 – Plan9日記(日本語)
ソースに変更を加えて動作確認しようとかは思ってませんが、とりあえずどんなものか知るために動かしてみます。
Xv6 on VirtualBox – Plan9日記(参考)
ビルド用のOSにはFedora 16 x86(on VMware Player on Windows 7 x64)を使いました。
ビルドに必要な物は以下のコマンドで入れました。
yum groupinstall 開発ツール yum install qemu
gitで適当なディレクトリにソースを落とした後、
make qemu
を実行するとビルドが終わった後いきなり自動的にxv6がqemuで起動しました。
起動直後にlsコマンドを実行した結果。
$ ls . 1 1 512 .. 1 1 512 README 2 2 1927 cat 2 3 9535 echo 2 4 9052 forktest 2 5 5869 grep 2 6 10695 init 2 7 9417 kill 2 8 9052 ln 2 9 9054 ls 2 10 10605 mkdir 2 11 9113 rm 2 12 9098 sh 2 13 16441 stressfs 2 14 9588 usertests 2 15 37583 wc 2 16 9861 zombie 2 17 8842 console 3 18 0 $
UNIX V6を元にしてるだけあってUNIXって感じですね。
見慣れた名前のコマンドがありますね。
だいたい予想通りの動きです。
ビルドによってxv6.imgとfs.imgというxv6のブートローダとファイルシステムのディスクイメージが出来上がってるので、この2つのディスクイメージをqemu-imgでvmdkにコンバートすることによってVMware Playerでも起動しました。
ディスクイメージは2つとも割り当て、xv6.vmdkから起動するように設定することで起動しました。
ソースコードは以下のテキストを元に読んでいきます
xv6, a simple, Unix-like teaching operating system(PDF)
ざっとテキストを見た感じ、ソースコードを参照するような記述はあまり多く含まれてないようなので、ソースコードリーディングというよりテキストの読書感想文みたいになるかもしれません。
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