技術

2.1. 第2章のまえがき

LLVMによるプログラミング言語の実装チュートリアル日本語訳
第2章 万華鏡: 構文解析器とASTの実装
第1節 第2章のまえがき

“LLVMによるプログラミング言語の実装”チュートリアルの第2章へようこそ。
この章では、我々の万華鏡言語の構文解析器を構築するために、第1章で構築した字句解析器の使い方について説明する。
構文解析器を手に入れたら、次はAST(抽象構文木、Abstract Syntax Tree)を定義し構築する。

我々が構築する構文解析器は、万華鏡言語の構文解析のために再帰下降構文解析(Recursive Descent Parsing)と、演算子優先順位構文解析(Operator-Precedence Parsing)の組み合わせを使用する。(後者は二項演算式(binary expressions)のために、前者はその他の全てのために使用する。)
構文解析器を作る前に、その出力であるASTについて次の節から見ていこう。

訳注: binary operatorは二項演算子そのものを、binary expressionは二項演算子とそのオペランドを含む式を表すんじゃないかなと思う。
コンセンサスが得られてるような訳が分からないので、ちょっとややこしいけどここではbinary expressionを二項演算式と訳す。
これは私が勝手に考えた訳なので注意。

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