以前サーバーとして使ってたBay TrailなNUCであるDN2820FYKHが、別のサーバー機の投入により余ってしまったので、経理用の軽めの作業をするためのデスクトップPCとして今回セットアップし直すことにしました。
ストレージ容量はさほど必要ないため余ってた64GBのSSDを選択。
そして軽めの作業といっても重要なデータを扱うのでバックアップ用のストレージを1台追加することにしました。
システム用SSDが64GBしかないため、バックアップは単なるUSB 2.0接続の外付HDDでも不満はあまりないだろうということでそのあたりを物色することに。
で探し始めてすぐに「そういえば以前NUC用の外付けHDDケースの記事を見かけたなぁ」と思い出し、”NUC 外付けHDD”で検索したところバッチリ今回の主役、NUCの重箱がヒット。
「そうそうこれこれ」と言いながら即注文し、本日手元に届きましたのでこうやって記事を書いてる次第です。
Amazonで1240円で購入し送料340円でパソコンSHOPアークから発送されてきました。
(最近Arkの実店舗行ってないなぁ。というかアキバ自体あまり行ってないな…。)
ちなみにArkのサイトでは1000円弱くらいだったんですが送料含めると微妙に高かったのとカード決済したかったのでAmazonで購入しました。
発売直後は4000円ほどしたらしいのでだいぶお安くなってますね。
後で詳しく書きますが個人的に商品の機能的には2000円以下が妥当かなと思います。
ではレビューを。
(今回は写真多めですよー)
まずは説明書があり、次に本体、一番下層にACアダプタ等が入っていました。
ネジ、ゴム(スポンジ?)足、プラスドライバー。
ネジとゴム足は1個ずつ余分に入っててポイント高し。
右側面。
長丸の部分が窓になってて中のLEDが点灯すると光るようになってます。
背面。
ACアダプタからの入力と、PCにつなぐためのMicro USBポート。
下面。(白過ぎた…)
HDDを押さえるためバネのような形になってます。
表面。
SATAポートあり。設置時は下側になります。
黄色い基板になんか懐かしさを感じます。
昔買ったMacBookに入ってたと思われる古いHDDを入れてみました。
古いといっても使用時間はさほどではなくS.M.A.R.Tの各値も健康そのものです。
容量は160GBですがシステムストレージが64GBしかないのでそのバックアップ先としては十分でしょう。
ストレージを着脱するときは基板を取り外す必要があるのですが(無理をすれば外さなくても着脱できそうですが多分SATAコネクタが痛む)、外し方にはちょっとコツが必要です。
まず蓋を外し、ネジを外し、反対側の蓋も外し、少し基板をUSBポートx3の側にスライドさせ、Micro USBの側を持ち上げるようにし、そのとき同時に枠を少し外に広げるように変形させると基板を外しやすいです。
蓋を閉めたあと。
バネの部分がほぼ蓋の面と同じレベルになってます。
今回は9.5mm厚のHDDだったので、このようなバネとして役立ってるのか謎な感じになってますが、7mm厚のストレージを入れた場合はこのバネがいい具合に支えになってくれます。
ストレージをネジで固定したりという機構がないため、このバネが無かったとしたらストレージが宙ぶらりんになってしまいます。(設置時にはこちら側が底面になる)
今回7mm厚のものでも試してみてバネが役立つことは確認しましたが、もっと薄いストレージ(5mm厚とか、あったよね?)がどうなるかはわかりません。
感覚的にはギリギリセーフだけどちょっとカタカタするよねって感じになる予感が。
何ヶ月も前、購入時に剥がした保護シートを今回作業中に傷付けないように再度貼ったため空気入りまくりで汚いですが気にしないでください。
本体色がブラックなNUCだったら色が合ってたんですが、まぁ元々シルバーと黒のツートンなので変ではないです。
さすがNUC用を謳ってるだけあってサイズはぴったりです。
NUCの脚がフィットするよう重箱側にくぼみがあるのでピッタリ揃えるのは簡単ですが、NUCが軽いのでちょっとずれやすいです。
設置状態だとUSBポートが上下逆なのがちょっと気になります。
電源が1つで済めばかなり良かったんですが、まぁ難しいですよね。
電源共通化の改造をするにしてもNUCのACアダプタは12Vで重箱は5Vなのでちょっと工夫が必要そうです。
下手なことして余計にごちゃついたら意味ないですし。
サイドの電源とストレージアクセスLED(2つ内蔵されてる)は青色、USBポートのLEDは緑ですね。
眩しいッ!って感じではなく落ち着いています。
残念なのは電源連動機能がない点。
NUCというと消費電力の低さがそのウリの一つであり、その辺が好きでNUC使ってる人にとって常時電源入りっぱなしな重箱は気持ち的に許容できない人も多いのではないでしょうか。
私はというとMacのTime Machine用に電源連動機能の無い外付けHDDを何年もずっと使ってるくらいなのであまり気にしませんが、スマートさに欠けるとは思いますね。
ただ、今回内蔵したHDDとトラックポイントキーボードだけをつないだ状態だと待機電力だけでなくアイドル時の電力もワットチェッカーで0Wを示しているので、電源LEDがつきっぱなしな点を気にしなければあまり問題はないかもしれません。
もちろん重箱にさらに外付けHDDをつないだりしてると0Wにはなりませんでしたが。
CrystalDiskInfoを起動してみたら重箱に内蔵したHDDのS.M.A.R.Tが読めました。
この辺りは全く期待してなかったのでちょっと得した気分です。
別途電源が必要、USBポートが逆さ、電源連動機能なし、というこの3点が解消されれば、当初の4000円弱という価格でも言うことなしだったんではないかと思いますが、
実際は現在の仕様だと2000円以下が妥当なところかと思います。
私は送料込みで1600円弱で手に入れましたので、まぁまぁ満足しています。
もっと言うとUSB 3.0なら、とかもあるんですがそうなるとNUC側も背面ポートがUSB 3.0に対応してなきゃいけないので、今回のDN2820FYKH側の問題にもなってきます。
それに今回はそこまで必要ではないという割り切りが先に出来ていたので、あまり問題視はしていません。
が、もっと上位のUSB 3.0ポートが背面にあるNUCをお使いの方にとっては、ここが一番気になる点になりうるかもしれませんね。
もしネットの価格と同じなら実店舗で1000円以下で買えるわけで、別の用事でふらっと寄ったついでに1000円以下で買える、そんな状況であればかなりお得かなと思います。
あとは耐久性がいかほどかってとこですが、こればっかりはずっと使ってみないとわかりませんね。
追記
2015年2月2日 Arkの実店舗で980円で売ってるのを確認。
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