このブログのサーバーをAzureからAWSのEC2へ移行しました。
Azureとは2年弱の付き合いで終了したことになります。
なんで移行したかというと、最近Azureの障害が立て続けに起きたから、では全くないです。
実際AWSもちょいちょい障害ありますからね。
BizSparkのサブスクリプションによりこれまでAzureの仮想マシンをタダで使って来ましたが、サブスクリプションの期限切れによりタダでは使えなくなってしまいました。
でも移行はめんどくさいし、恩返しもしたいしで、タダじゃなくなってもAzureを使うつもりでいました。
ところが久しぶりにポータルを使ってみるとやはり分かりづらい上にレスポンスが遅くて…、ついカッとなってAWSへ移行してしまいました。
AWSのWebコンソールもすごく分かりやすいというわけではないですが、少なくともAzureよりはメニュー等が整理されてるように見えますし、何より管理コンソールのレスポンスも悪くないです。
「この構成でいくぞ!」ってのが決まるまでは、仮想マシンを作成しては破棄し、を何回か繰り返すことになるので、管理コンソールのレスポンスはとても重要です。
安定して稼働するようになるとほとんどその辺に触る必要はなくなってはくるんですけどね…
構成は東京リージョンの t2.micro + EBSバックエンド(SSD)。
OSは標準パッケージのPHPのバージョンが7という点と慣れているという点でFedora25 Cloud(HVM)にしました。
なにげにFedora25 Cloudははじめてなのですが、最小構成+αのFedora25 Serverとあまり変わらない感じです。(というか違いが分からない)
t2.micro はスペック上はしょぼいんですけど、アイドル状態のとき徐々に CPUクレジット というものが溜まっていき、CPUパワーが必要になったときに溜まった CPUクレジット を使ってCPUの性能を一時的に上げる バースト機能 というものが搭載されているので、たまにSSHでログインしてメンテナンスする程度の使い方だと全く遅さを感じないです。
というか速いです。
SSDも使ってますし。
バースト機能は特に設定せずとも完全自動で動作する、という点も楽で良いですね。
これで月1,500円ほどになる予定なんですが、同価格帯だとAzureでは確かSSDを選べませんでしたし、バースト機能も無いしで、試した限りでは結構遅かったです。
ちゃんとベンチをとっておけば良かったな~、とりあえず今回はサーバー移転したという報告だけということで…
ただAzureだとAzureExplorerなどを使い、仮想マシンのストレージのスナップショットを取りそれを手元にダウンロードする、なんてことが結構気軽にできていたんですが、AWSだと簡単ではないようで、そこだけがちょっと残念です。
まぁこのブログのサーバー程度なら直接Rsyncでローカルに同期とかでもいいですけどね。
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