普段はマザーボードメーカーが提供するユーティリティソフトの類は移行のときに邪魔になったりするのでインストールしないのですが(特に最近はOCとかもしないしね)、今メインで使ってるASUS H97M-PLUS用のユーティリティソフトをなんとなくインストールして弄ってたら、USB 3.0 Boostなるものを発見。
ちょうど挿していたUSB 3.0対応のUSBメモリが認識されています。
へぇ、と思いながらおもむろに右下のTurboボタンを押してみたら…
なんとモデル名が「USB Disk 3.0 USB Device」から「USB Disk 3.0 SCSI Disk Device」変化したではありませんか!
この名前のパターンってUASP(SCSIプロトコルを使う事によってデータ転送の効率がめっちゃ上がるやつ)に対応したUSB外付けケースを使ったときと全く同じ。
デバイスマネージャで確認してもちゃんとデバイス名にSCSIという文字が含まれてます。
これってもしかしてASUS USB 3.0 BoostってUASP非対応のUSB接続ストレージを仮想的?にUASP対応にしてしまう物凄いユーテリティなのでは!?
ということでテストしてみました。
ケースは玄人志向のUSB 3.0(UASP非対応)外付けケースGW2.5BM-SU3/MG。
テスト用PCはCPUがCore i5 4460でマザボは当然ASUS H97M-PLUS。
USB 3.0ホストコントローラーはIntel 9シリーズチップセットのものでハブは介していません。
(あ、ちなみにUASPに対応してるケースを使ったときはUSB 3.0 Boost側できちんとUASP対応と認識されますが、Normalボタンが無効化されるため、UASPを切ることはできませんでした。これができればUASPの有り無しの比較テストが簡単にできたのになぁ。)
ではまずNormalモード。
(あれ?なんかこの前より速くなってるぞ…?
ただUASPにネイティブ対応してるものと比べるとやはり遅く、納得感のある速度なので、この前のベンチのほうでミスってる可能性が…
後で向こうの方に追記しとこう…)
微妙…
別のストレージ(HDD)でも試してみましたがSSDの場合よりさらに差が出ませんでした。
UASP非対応のケースがワンクリックでUASP対応になるなんてそんな美味しい話はないよね!
ただ天下のASUSさんがこんな無意味なユーティリティを作るとは思えないので、何か条件が合えば多分効果が出るんじゃなかろうかとは思います。
というかASUS以外の自作向けマザーボードメーカーさんもたいていUSB 3.0 Boost的なユーティリティを提供してたと思うんで効果はあるんでしょう。
そういえばBuffaloがTurboUSBとか言って外付けHDDを売ってたと思うんですが、それと似たようなものなのかな~?
しかし仕組みがいまいち分からないんですよね。
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