Geforce 210(以下GF210)からGeforce GT520(以下GT520)へ換装したのでベンチをとってみました。
PalitのGF210 512M DDR2 64B CRT DVI HDMIというすごい型番のビデオカードを使ってたんですが、ロープロサイズのくせに箱を開けたらロープロブラケットが付属してなくて、仕方なくブラケット無しで使ってました。
そこでロープロ用のブラケットを買うつもりでGT520カードを買ったというのが今回換装に至った経緯となります。
今回買ったGT520カードはLeadtekのWFGT520-1GD3。
ちゃんとロープロブラケットがついてたのでそれだけでもう大満足です。
ちなみにPalitのGF210カードにロープロブラケットが付いてなかったのは多分仕様です。
値段だけが微妙に違う同じような製品の安い方を買ったので…w
上がGT520で下がGF210です。なんかGF210が無駄に長いですねw
では早速ベンチ結果です。
構成やテスト内容の詳細などは後述します。
GF210の構成: 65W
GT520の構成: 64W
GF210の構成: 39W
GT520の構成: 39W
GF210の構成: 上から6.3、5.9、4.6、5.5、5.8
GT520の構成: 上から6.3、5.9、4.8、6.2、5.8
GF210の構成: 2227.0、72W、CPU52℃、GPU58℃(室温24℃)
GT520の構成: 3751.0、81W、CPU50℃、GPU69℃(室温24℃)
GF210の構成: 699.4、72W、CPU52℃、GPU58℃(室温24℃)
GT520の構成: 1758.9、82W、CPU51℃、GPU74℃(室温24℃)
GF210の構成: 11分13秒、67W、CPU54℃、GPU61℃(室温26℃)
GT520の構成: 10分7秒、72W、CPU50℃、GPU76℃(室温24℃)
最大消費電力はアップしてるがそれ以上に性能がアップしてる感じ。
ただこの程度の性能ではどのみち絶対的に性能が足りないので微妙。
最小消費電力が変わってないのはイイ。
温度が高めなのが気になる。
以上より、通常ならGF210からわざわざ買い換える必要はないでしょう。
以下、今回のベンチの詳細について。
CPU: Xeon L3406 定格
マザボ: DH57JG
メモリ: 4GB
Cドライブ: 2.5インチ320GB HDD (HTS723232L9A360)
Dドライブ: 3.5インチ1TB HDD (WD10EADS-00L5B1)
BD-ROMドライブ: BC-5600S
無線LAN: CG-WLUSBNM
キーボード: Lenovo ThinkPad USB トラックポイントキーボード(英語)
ケース: Inwin Wavy
電源: ケース付属の160W電源
OS: Windows 7 Ultimate SP1 64bit
GF210の構成ではバージョン266.58を、GT520の構成ではバージョン268.03を使ってます。
これを書いてる時点で、266.58はGF210用の最新、268.03はGT520用の最新です。
(GF210の構成に268.03をインストールしようとしたら直前のチェックで弾かれてしまいました。)
消費電力はワットチェッカーを目視して測定しました。
OpenCVを使ってワットチェッカーの値を自動でロギングするプログラムを作って使おうと思いましたが、haartrainingに日単位で時間が掛かるので今回は断念しました。
といっても断念したのは今回使うことのみで、プログラムの作成というかhaartrainingは進行中です。
そのうちお披露目出来ればいいなぁ。
温度の測定にはCPUID Hardware Monitor 1.17.0を利用しました。
3DMarkの設定は無料版のデフォルト設定のままです。
GF210の構成: http://3dmark.com/3dm06/15645854
GT520の構成: http://3dmark.com/3dm06/15646682
GF210の構成: http://3dmark.com/3dmv/3100544
GT520の構成: http://3dmark.com/3dmv/3101344
3DMark 11ではDirectX 11が必須なため、GF210の構成では実行出来ませんでした。
よって今回は含みません。
エンコードのテストにはFreemake Video Converter 2.1.3を利用しました。
Dドライブに置いたフルHDのTSファイル5:00(505MB、地デジの生TSからHD映像以外を省いたもの)を、CUDAオン ワンパス MP4 1920×1080 4923Kbps 29.97fps MP3 48kHz 256Kbps ステレオ
192Mbの設定でCドライブに書きだすという処理内容です。
CUDAベンチについては、CUDA SDK付属のプログラムでって思いましたが、最適化し直さない限りは比較には適さないと判断し、今回は簡単にFreemake Video ConverterのCUDAエンコードを利用しました。
Hello. Did you use in practice
any OpenCV function for acceleration
with CUDA ? And what you got at all :)